楽天の夏インターンに参加したけどめちゃくちゃ良かった
2021-09-29

どうも、o-xian です。先日、楽天が主催するインターンである「二子玉川夏の陣 2021 D4」に参加してきました。今回はその参加記をつらつら書いていこうと思います。

決定まで

もともと私は 4 月くらいから開発系インターンを探していました。そんな中、6 月に行われたサポーターズの 1on1 イベントで楽天の人事さんと初めて面談しました。そのときに人事さんが「あなたは英語は得意ですか?」と質問なさったのをめちゃくちゃ覚えています。高校まで英語は得意な方だったので、私はその質問に「得意な方です」みたいな返しをしました。

そしたら人事さんの方もそれを覚えてくださっていたのか、1on1 イベントが終わった数日後くらいに「インターンに参加しませんか?」というメールを頂きました。スペシャルオファー的なやつです。こういった経緯で楽天のインターンに参加することが決定しました。やったね 🎉🎉

インターン前半

インターンはハッカソン形式で開催されました。テーマは「熱狂させるもの」です。会社からは何日目にどういった作業をするのかの指示を受け、スケジュールをそこに合わせながら開発を進めていく形でした。
インターンの前半 2 日間は要件定義とシステム設計の期間だったので、メンバーと「どんなプロダクトを作るか」、「どういった技術を使うか」を話し合いました。最終的に「簡単にボイスチャットができる Chrome 拡張」を作ることに決めました。
プロダクトを決めた後はシステム設計の時間です。何の技術をどんなふうに使うのかをシステム構成図にまとめ、メンターさんにレビューをしてもらいました。ここまでの作業が終われば、後半は実装です。

インターン後半

6 日間の日程のうち、開発期間は実質 2 日間だったので、機能をしぼって完成度を上げることに注力しました。開発する中で詰まる場面はあったので、そういったときはすぐメンバーに質問するようにしました。僕はチームの中で技術力が高い方ではなかったので、このやり方で正解だったと思います。結果的に、システム設計で設定した機能をほぼすべて実装して、デザインもほぼ XD 通りに組むことができました。
インターン最後の 2 日間は最終発表の準備に使いました。楽天らしく最終発表は英語オンリーだったので、Google Slide で同時にスライドを作成し、英語の台本も DeepL などをつかって用意しました。結果的に、私たちのチームはデモで少し戸惑ってしまい、それが全体の評価に響いて優勝とはいきませんでした。ですが、かなり有意義な時間を過ごせたと思います。

このインターンで感じたこと

個人的に特に印象に残ったことを書いていきます。というか今回はこれを書くのがメインだと思っています。

プレゼンめっちゃ大事

正直、私たちのチームのプロダクトの完成度は全チームの中でも上の方だったと思います。ですが、デモに時間がかかったりしてそのプロダクトをうまく魅せることができず、優勝とはなりませんでした。この経験から、「 たとえいいものを作っても、それを正確に伝えないと評価されない」ということを実感しました。実際、スライドのデザインがよかったり発表が上手かったチームは、プロダクトの完成度に関わらず高評価だったように感じます。いいものを作ったと自負するのではなく、それを相手に理解してもらう工夫も重要だったということでしょう。結構ショックだったので、かなり印象に残っています。

メンバーに恵まれた

チーム全体がとても話しやすく、全体集合の Zoom では音声をオフにして裏で Discord でガヤガヤするするくらいには雰囲気が良かったです。加えてどのメンバーも強い方ばかりだったので、「強い方がどうやって開発しているか」を間近で見ることができました。

メンタルは持ちよう

先述のメンバーに恵まれたおかげで、このインターンが終わってから開発に対してとても積極的になっているような気がします。もともと石橋すら叩かない内向的な性格なんですが、インターンが終わった今、いろいろなことをもっとやってみたいと思えるようになっています。ベタな感想かもしれませんが、今までの私からしたらめちゃくちゃ大きな変化でした。ある意味ではこれがインターンで一番印象に残っていますね。

まとめ

楽天のインターンに参加して、6 日間と比較的短期間ながら、かなり多くの事を学ばせてもらいました。技術的な知見はもちろんのこと、チーム開発の進め方だったり、開発に対する考え方なども吸収できました。これらはどれもメンバーに恵まれたおかげだからだと思います。これを足がかりに、別のインターンに参加したり、もっとサークルで開発しようかなぁと思っちゃいますね。

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